- 写真に不要な個人情報が写っていないか
- サービス運営者が誰か
- 何のために写真を使うと説明されているか
- 外部AI/API等への送信があるか
- 保存期間・削除方法の記載があるか
- AI学習への利用について何と書かれているか
- 不明点を「書いていない=安全」と解釈していないか
まず写真そのものを確認する
服装だけを見てもらうつもりでも、背景には別の情報が入ります。鏡に映った他人の顔、郵便物、名札、社員証、学校名、パソコン画面、住所が推測できる窓の外、位置情報が分かる施設名などです。
診断目的に不要なら、撮影場所を変える、背景をシンプルにする、トリミングするなどで情報量を減らせます。全身写真をどう撮れば服装を確認しやすいかは、AIコーデ診断用の写真の撮り方で整理しています。
個人情報保護委員会も「規約やプライバシーポリシーを確認」と案内している
個人情報保護委員会は、第三者が作成したプラットフォームやアプリを利用する際、利用者に対してサービス提供者の利用規約やプライバシーポリシー等を十分に確認し、提供する情報や利用目的を踏まえて利用を判断するよう案内しています。また、生成AIサービスの利用に関する注意喚起も公開しています。
つまり「AIアプリだから危険」「有名サービスだから安全」と一括りにするのではなく、そのサービスが現在何を説明しているかを確認する必要があります。
確認1:写真は誰に送られるのか
アプリの画面上では1社のサービスに見えても、実際の処理ではクラウド、画像処理サービス、AI APIなど複数の事業者を経由する場合があります。プライバシーポリシーや同意画面に送信先や外部委託・第三者サービスについて説明があるかを見ます。
Coordyの現在確認したクライアント実装では、新しい画像分析の前にAIデータ送信への同意状態を確認し、同意文面にはCloudflare Workersを経由してOpenAI APIへ送る旨が記載されています。これは現在のクライアント表示と送信フローが確認できたという事実です。
確認2:保存期間と削除方法は書かれているか
「診断に使います」と書かれていても、処理後に即時削除されるのか、一定期間保存されるのか、利用者が削除できるのかは別の論点です。サービスごとに説明は異なります。
Coordyについては、今回確認したモバイルアプリ側コードだけでは、バックエンド側でアップロード画像を何秒・何日保持するか、ログや一時ファイルが残るかまで確認できていません。そのためこのサイトでは「送信後すぐ削除」「保存されない」とは書きません。
確認3:AI学習に使われるかを勝手に推測しない
生成AIサービスでは「入力データをモデル改善に使うか」が気になることがあります。しかし、これはサービス提供形態、契約、API、設定、時期によって説明が変わり得ます。利用規約やプライバシー文書の現在の記載を確認してください。
「APIだから絶対に学習されない」「同意画面があるから学習されない」といった短絡的な判断は避けます。Coordyの現在のコードからも、プロバイダー側の全データ取扱条件まで証明することはできません。
確認4:写真以外の情報も送られるか
コーデ診断では、写真だけでなく、シーン、悩み、プロフィール、端末情報、アカウント情報などが一緒に使われる場合があります。写真そのものに問題がなくても、組み合わせる情報で個人の状況が詳しくなることがあります。
現在確認したCoordyの分析サービスは画像と選択シーン、オプションのconcernsを受け取る構造です。一方、保存されているプロフィール設定が実際のAIリクエストへ注入される経路は確認できていないため、「好みや性別を必ず送ってパーソナライズしている」とは説明しません。
確認5:公開範囲と共有機能を混同しない
アプリに「共有」ボタンがあっても、それが自動公開を意味するとは限りません。逆に、分析しただけで写真がネット上へ公開されると決めつけることもできません。
Coordyの現在確認した共有機能はReact Nativeのネイティブ共有シートを呼び出すものです。特定SNSへ自動投稿する実装とは確認していません。
サービス比較では「プライバシー説明の読みやすさ」も比較軸になる
AIコーデ診断アプリを選ぶときは、採点項目の多さだけでなく、画像データについて利用者が理解できる説明があるかも比較ポイントです。AIコーデ診断アプリの選び方では、評価型・生成型、履歴、写真送信などを含めて比較軸を整理しています。
不明なら、少ない情報で試すという選択肢もある
利用規約を読んでも不明な点が多い場合は、背景情報が少ない写真にする、顔を必須としないサービスなら顔を外す、重要な場所で撮らない、あるいは利用しないという判断もあります。AI診断は生活上必須の手続きではないため、納得できる範囲で使うことができます。
Coordyについて確認できている範囲
現在の実装では、分析前にAIデータ送信の同意状態を確認するUIがあります。写真と選択シーンをAI分析処理へ送る構成も確認しています。
一方で、サーバー側の画像保持期間、削除タイミング、プロバイダーを含む完全な学習利用ポリシーは、このリポジトリ確認だけでは証明できていません。したがって、このガイドでも保証表現は使いません。